流れ | 斎場サファイア

最低限葬儀の前にやっておかなければいけない事

喪主として葬儀に携わる経験といいますものは、一生の内にそう何度もあるという方は少ない訳ですので、実際にどんな対応が必要で、どんな流れで進めていけば良いのかに関しましては、今一ピンと来ないという方も、多いのではないかと考えられます。

尚且つ、いつ何時その瞬間が訪れるかが、予測出来ないケースも多いですから、尚の事と言えるでしょう。そんな葬儀を円滑な流れで成功させる為には、事前の準備が非常に重要なポイントとなってきますが、誰が喪主になるのか、檀家となっているお寺への連絡、故人の遺志や遺族の希望の意識合わせ、形式や規模、予算の確認、斎場選び、日時の決定などに関しましては、最低限、迅速に決めなければいけません。

ここまで何とかなれば、後はスムーズに納骨までの流れを進めていく事が、可能であると考えられます。

仏式の場合の一般的な葬儀の流れ

葬儀の流れですが、病院で死を迎えた場合は、葬儀社に連絡して遺体を搬送してもらうところから始まります。自宅に搬送された遺体は、通夜までの間、枕飾りの祭壇をしつらえて安置します。葬儀社と葬儀の打ち合わせをすると同時に、仏式ならば菩提寺に連絡を入れます。

喪主、世話役、受付などを決め、斎場と火葬場を決定します。そして到着した僧侶に立ち合ってもらい、納棺します。次に通夜、葬儀、告別式を執り行います。告別式終了後に、葬儀式場から火葬場へと移りますが、これを出棺と呼んでいます。

火葬には1時間ないし2時間かかります。火葬が終わるとスタッフが呼びに来ますので、収骨室に入ります。遺体の骨を骨箸で拾い、喪主が持つ骨壺に入れます。これを骨上げと言い、これで一般的な葬儀は終了です。日本では90%が仏式ですが、この他、神式、キリスト教式の葬儀があります。